診療のご案内

診療科のご案内

心療内科

心療内科では、ストレスから身体に症状があらわれている疾患を診ます。
頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、腹痛、下痢、便秘、頻尿、倦怠感、不眠、食欲不振などの症状です。

精神科

精神科では、精神症状を中心に症状が現れている疾患を診ます。
気分の落ち込み、強い不安感、もの忘れ、強迫観念・強迫行為、集中できない、などの症状です。

内科

内科では、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、アレルギー性鼻炎(花粉症)などを診察します。

当クリニックの主な症例

うつ病

「最近、気持ちが沈んで、元気が出ない。仕事もどうしようか悩んでいる。何も楽しいことはないし、生きていてもしようがないかなと思ってしまう」という50代男性。町の健康診断の「心の健康チェック」を受け、保健師さんから受診をすすめられました。最近増えているうつ病の方で、薬を飲むようになり、1ヶ月程度で気分はかなり改善し、来院されたときの表情や話し方から変わり明るく元気になりました。うつ病はいろいろな症状の出方があります。気分の落ち込みは目立たず、頭痛や便秘や動悸などの身体症状が表に出ている仮面うつ病や、落ち着かなくていらいらするなど焦燥感が目立つうつ病など、いろいろなうつ病があります。きちんと治療を受ければよくなる病気ですが、悪化すると、死にたい気持ちが強くなり自殺してしまうことがあるので注意が必要です。

社交不安障害

「小さい頃から、人前で話すのは緊張して苦手だった。性格だと思ってあきらめていたが、子供が幼稚園に行くようになって、子供のお母さんたちと話す機会が増え、何とか治したい」と来院された40代の女性。以前はあがり症や対人恐怖症といわれていたものですが、今は社交不安障害と呼ばれています。このようなことで悩まれている方はかなり多いのではないかと思います。この方の場合薬を中心とした治療を行い3ヶ月くらいで、以前よりずっと不安が少なくなり、お母さん方の集まりにも楽に出られるようになりました。

パニック障害

「急に不安になって、どうしようもなくなる。動悸がして呼吸ができなくなる。いつそうなるかと心配して、いつも不安がとれない」という20代の女性。これはパニック障害で、不安発作(パニック発作)が終わると何でもないので、病気ではないと思っていたようですが、内科の先生に勧められて受診しました。動悸がするので内科を受診したが異常はないといわれたというケースもあります。この方の場合薬による治療が比較的よくきいて1~2ヶ月で不安発作も、また、常にあった不安感もよくなっていきました。

強迫性障害

「自分がしたことが本当にしたのか、気になって気になって、確認をしてしまうため、仕事がうまくできなくなった」という30代女性。自分ではばかばかしいと思っても気になって確認をしてしまう強迫性障害の方です。分かっていてもやめられません。人によっては汚いのが気になって何回も手を洗う方や、ドアノブをさわれず、ハンカチでさわる人などもいます。この方も、薬を飲んで3~6ヶ月くらいでだいぶ楽になったものの、結局仕事は辞めました。その後ボランティア等をしています。

注意欠陥多動性障害

「うまく片付けが出来なくて、仕事がたまったり、家事がテキパキ出来なくなったりして困っている」という20代女性。小さい頃から落ち着きがなく、忘れ物が多く、テストでもちょっとした不注意で間違いが多く、片付けは苦手だったそうです。ADHD(注意欠陥多動性障害)の方で、子供の時はそれほど問題にならなかったのが、大人になってから生活上いろいろと支障が出てきました。この方も、薬による治療と心理療法で改善してきて、だいぶ生活も楽になってきています。

適応障害

「仕事で失敗して、上司に怒られて、それから会社に行くのが苦痛になって、行こうとすると、頭が痛くなったり、おなかが痛くなったりする」という20代女性。うつ病とまではいかなくても環境との絡みで不安、気分の落ち込み、身体症状が出てきています。いわゆる「適応障害」と言っていいでしょう。この方も、薬とカウンセリングと、職場の環境調整で、2ヶ月くらいで改善していきました。

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